カナダのバンクーバーエリアに家族で引越します

2023年6月末に、夫と子ども(3歳)の3人でカナダのバンクーバーに引越します!
正確にはバンクーバー郊外です。Metro VancouverとかGreater Vancouverとかそんな言い方をするようです。

海外を目指すきっかけ

ソフトウェアエンジニアである夫が今後のキャリアのために海外に挑戦します。私個人としては海外に行きたい特別な理由はありませんが、自分にとっても良い経験になるのではないかなと思っています。

なぜカナダ・バンクーバー

特定のこの国に住んでみたい!というのはなかったので、複合的に決めました。

英語圏であること

海外に行くのは完全に親の都合なので、行き先は子供にとって有利になりやすい国が良いかなと。
英語が話せるとわかりやすく武器になりやすいと思ったので、英語圏で考えました。
個人的にはベルリンのカルチャーにものすごく惹かれていたものの、ドイツ語は子育てハードル高そうで……! 夫婦2人ならドイツにしたかもしれません。

気候と自然の多さ

カナダと聞くとめちゃくちゃ寒いイメージだったので最初はあまり惹かれなかったけど、バンクーバーなら冬もそこまでというのを聞いてハードルが下がりました。(ただし夏以外はずっと雨っぽい……)
バンクーバーは私の好きな「自然」と夫の好きな「大都会」の両方が感じられそうなので、いいところ取りができそうなのも良いと思ったポイントです。

ヴィジブル・マイノリティの割合

カナダのことを調べるために読んだ「現代カナダを知るための60章」という本によると、バンクーバーは2016年、51.6%がヴィジブル・マイノリティ(カナダでは白人ではない人々のことをこう呼ぶ)とのこと。
異国でも自分たちが圧倒的なマイノリティにならないのは暮らしやすそうかなと思いました。

多文化主義に惹かれて

上記の本によると、カナダでは多文化主義が法制度化されているらしい。(1988年にカナダ多文化主義法が制定されている)
国家としてこのような戦略を取るのが純粋に興味深く、単一民族国家である日本とは真逆の世界観を知れるのがおもしろそう。

アメリカスタートアップ文化圏への憧れ

IT企業で働いてるので、ベイエリアのソフトウェア開発本流への漠然とした憧れがあります。(開発系の有名な本もだいたいベイエリアの話だったりするし……。)
バンクーバーアメリカのベイエリアタイムゾーンが同じで、距離的にも飛行機で2時間半くらいなので、アメリカのスタートアップの雰囲気も日本よりは感じられるかなと。
(あと夫はソフトウェアエンジニアなので、職に困ったらサンフランのリモート仕事とかあるかな……みたいな。このへんはわりと推測で書いてます。)

人口が増えてる国

カナダは2022年に過去最多の人口増加をしたそうです。人口が増える体験をしてみたい!!

仕事は?

社長と相談して、今やっている日本の仕事を引き続きできることになりました。(本当にありがとうございます!)
ただ、社員ではなくなるのでカナダでフリーランスになる予定です。

期間は?

いまのところ特に決めていません。1ヶ月かもしれないし10年かもしれない。


ひとまずカナダで住む家を見つけるまでは、本当に住めるのかどうかまだまだ怪しいなという気持ちでいます。家がどうにもならなくて日本に帰ってくる可能性もふつうにある……。

そして私自身は大学受験を最後に英語学習はほぼしておらず、2018年に受験したTOEICに関しては300点代(!)だったので、言語の習得をがんばります……!


いろいろと不安なことはありつつも、人生は「思い出づくり」だと考えているので、良いことも悪いことも人生経験になればいいなと思っています。
このブログで今後のカナダ移住に関するもろもろを書いていく予定なので、どうぞ温かく見守って下さい!